業務用高圧洗浄機の比較・選び方 | プロが教える高圧洗浄機 | 高圧洗浄機の専門店【ヒダカショップ】

<エンジン式>業務用高圧洗浄機の比較・選び方

業務用高圧洗浄機というと、ご家庭の電源でも使用できる「100V」に適用したものや現場作業で使う「200V」など、電気を動力とする機種が主流ですが、ガソリンやディーゼルで動くエンジン式の高圧洗浄機も多種あります。

今回は、エンジン式の業務用高圧洗浄機にスポットを当ててご紹介していきたいと思います。

【目次】

■ エンジン式高圧洗浄機はどんな時におすすめ?
■ エンジン式業務用高圧洗浄機のメリット・デメリット
■ エンジン式業務用高圧洗浄機のおすすめ機種は?

 

■ エンジン式高圧洗浄機はどんな時におすすめ?

100V、200Vなどの電気を動力とする高圧洗浄機は、当然ながら電源がなければ動かせません。
発電機があれば使えると思われるかもしれませんが、当店では発電機を用いた高圧洗浄機の使用を推奨していません。

というのも、業務用高圧洗浄機の使用に十分耐えうるスペックの発電機を準備しようとするとかなり大型で高額なものになってしまい、スペース的にもコスト的にもあまり現実的ではないからです。
容量に満たないスペックの発電機を使うと高圧洗浄機・発電機共に故障してしまう可能性もあるため、電源を確保できない場所での高圧洗浄機のご使用は、エンジン式の機種の導入をおすすめしています。
 

■ エンジン式業務用高圧洗浄機は災害時にも活躍

記憶に新しい南太平洋・トンガ沖の海底火山大噴火の際、支援物資としてJICA(ジャイカ/独立行政法人国際協力機構)が用意し、自衛隊によって輸送された高圧洗浄機もエンジン式です。
災害現場では電源が無い場合だけでなく、電気が復旧していなかったり、電気を使うと危険な環境で使用するケースもあるためエンジン式の高圧洗浄機が活躍します。
トンガ支援の際は火山灰の撤去用にと支援物資に加えられたようです。

 

■ エンジン式業務用高圧洗浄機のメリット・デメリット

エンジン式の業務用高圧洗浄機の一番のメリットは、電源不要でどこでも使えるところです。

電源コードの届く範囲しか移動できない高圧洗浄機と異なり、エンジン式高圧洗浄機は使用場所を選ばずどこでも使用できます。
移動しながら使う前提でタイヤや台車が付いた機種も多くみられます。

自吸機能(貯め水を吸い上げる機能)搭載の機種であれば、貯水タンクなどに水を確保することで電源だけでなく水道環境も不要です。

また、屋外のハードな現場でもお使いいただけるパワーと耐久性を併せ持っています!

エンジン式の高圧洗浄機を使用するときの注意点は、排気がこもらない屋外で使用することです。
排気での中毒の危険があるため、専門の排気設備がない屋内では絶対に使用しないでください。

また、防音設計ではない機種(エンジン部分にカバーがついていないもの)は作業音が大きめなので、周囲への騒音を気にしなくても問題のない屋外(農山林の現場使用など)での使用が向いています。

エンジン式であっても騒音に考慮した防音・静音仕様の機種も多種ありますので、エンジン機種のすべてが音が大きくうるさいというわけではありません。

購入する前に、デモなどで実際の機器を試してみるのがおすすめです。音については作業現場の音のこもりやすさ・反響のしやすさや洗浄対象物の材質等でも感じ方が変わるため、できれば実際に使用する環境でお試しいただくのがベストです。

 

■ エンジン式業務用高圧洗浄機のおすすめ機種は?

業務用機種は種類も多く、比較が難しいと思います。

「汚れ落ち」「静音」「大きさ」「水量」「燃費」など、使用場所や使用用途・頻度などによっても選ぶ時に重視するポイントは異なるので、お客様のお悩みをお伺いしない状態では一概に「この機種がおすすめ!」とは言い切れません。

「どの機種を選んだらいいのか分からない」「選び方が分からない」という方はヒダカにお気軽にお問い合わせください。

現場のお悩みや予算感などをお聞かせいただいたうえで、適切なメーカー、機種、オプションパーツ等をご提案させていただきます。無料出張実演も行っておりますので、実際にご自身の目で確かめて、効果を実感してからご検討いただくことができます。

 

業務用高圧洗浄機のお問い合わせ・実演のご依頼はこちらからどうぞ!

高圧洗浄機の専門店
ヒダカショップのサイトはこちら