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<再掲載>バキュームクリーナーのダストバッグの選び方

バキュームクリーナー(真空掃除機)は、機種によってはダストバックを紙製とフリース製から選べる場合があります。

それぞれのメリット・デメリットをまとめました。

【目次】

■ ペーパーダストバッグのメリット・デメリット
■ フリースダストバッグのメリット・デメリット
■ フィルターの交換もお忘れなく!

 

■ ペーパーダストバッグのメリット・デメリット

ペーパーダストバッグ
ペーパーダストバッグ
紙製のオーソドックスなダストバッグです。
1枚あたりの単価がフリース製と比べて安いため、コストを抑えたい場合や回収するごみが多く、ダストバッグの交換頻度が高い現場などにおすすめです。

バッグ内部にちりがたくさん付着すると空気を逃がせずに吸引力低下の原因となるため、こまめに交換して吸引力を保ちましょう。

ちりの付着による吸引力低下が気になる場合はATTIX30-01PCのようにちり落とし機能搭載のバキュームクリーナーもあります。

ニルフィスク 乾湿両用掃除機 ATTIX 30-01PC PRO

 

■ フリースダストバッグのメリット・デメリット

フリースダストバッグ
フリースダストバッグ
フリース製バッグは紙製に比べて厚みがありしっかりしているので、廃棄する際にも破れにくく、廃棄時の再飛散のリスクを軽減できます。
より安全・確実に清掃したい現場ではフリース製のダストバッグがおすすめです。

また、使い続けてバッグ内部にちりが付着した場合でも、フリースの繊維の厚み分で取り込んだ空気を逃がせるため、最後まで吸引力を落とさず使用できるのもメリットの一つです。

ただし紙製のダストバッグと比較すると単価は高くなるため、コスト重視の現場では少々割高に感じるかもしれません。

 

■ フィルターの交換もお忘れなく!

特にアスベストや溶接ヒュームなど人体に有害な粉じんは非常に微細なため、ダストバッグやフィルターの詰まりで漏れ出していても肉眼では気付けません。

フィルター類は交換目安を過ぎても動かなくなるわけではないので「まだきれいだし、使えるから大丈夫だろう」とそのまま使い続けてしまうケースがありますが、目に見えていないだけで実際には回収したちりが漏れ出し、再飛散している可能性があります。

ペーパーバッグだけでなくフィルターも消耗品です。「まだ動くかどうか」ではなく「交換時期かどうか」を基準にして、必ず定期的に交換を行うようにしてください。
※アスベストや溶接ヒュームなどの危険粉じんは必ず対応機種を使用して回収してください。

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交換頻度は製品にもよりますが、ニルフィスクのGM80PHEPAであれば「フィルタ―バッグを50回」又は「1年間のご使用」を目安として、HEPAフィルター、メインフィルター、マイクロフィルターすべての交換を推奨しています。(フィルターが複数ある機種は、基本的にはすべてのフィルターを交換します)

ニルフィスク 産業用 バキュームクリーナー GM80P HEPA

 

まとめ

いかがですか?
それぞれの特徴を理解し、用途にあったダストバッグをお選びください。

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