温水高圧洗浄機・冷水高圧洗浄機の違いと特徴 | プロが教える高圧洗浄機 | 高圧洗浄機の専門店【ヒダカショップ】

温水高圧洗浄機・冷水高圧洗浄機の違いと特徴

高圧洗浄機を調べていて「温水」「冷水」という言葉を目にすることがあると思います。
見た目には差がありませんが、具体的にどこが違うのか、どちらを選べばいいかなどをまとめました。

【目次】

■ 冷水高圧洗浄機とは
■ 温水高圧洗浄機とは
■ 温水高圧洗浄機はこんな場合におすすめ

 

■ 冷水高圧洗浄機とは

「冷水」というのは冷たい水、というわけではなく、水道から供給される水(常温水)のことで、水道や溜め水から給水して高圧水を噴射するタイプが冷水高圧洗浄機です。

一般に「高圧洗浄機」という場合はこちらの冷水高圧洗浄機を指すことが多いです。

ヒダカ高圧洗浄機HK-1890も冷水高圧洗浄機にあたります。

冷水高圧洗浄機はお風呂の残り湯などぬるま湯程度のあたたかいお湯であればほとんどの機種で問題なく使用できますが、最高給水温度を超える水温のお湯を使用すると機械内部の破損や変形、故障の原因となりますので絶対におやめください。
*最高水温は機種によって異なる場合があります。取扱説明書でご確認ください

 

■ 温水高圧洗浄機とは

それに対し、温水高圧洗浄機は取り込んだ常温水を内部のボイラーで加熱してから噴射できるタイプの高圧洗浄機です。

加熱温度は機種のスペックにより異なり、60~80度前後の熱湯を吐出するものから100度以上の高温スチームを噴射できるものまで様々です。

主に業務用途・産業用途の機種のためエンジン式や200V電源の大型機種が主流ですが、フルテックのHC806蔵王産業のホットボックス2など、100V電源で使用できる比較的コンパクトなタイプの機種もあります。

 

■ 温水高圧洗浄機はこんな場合におすすめ

油汚れなどは常温の高圧水だけでは落としきれなかったり、油が冷えて固まってしまい時間をかけないと落とすのが難しい場合があります。

温水高圧洗浄機であれば、油汚れを高温で溶かしながら高圧洗浄するので、がんこな油汚れでも時間をかけずに落とすことができます。

また、洗浄と同時に床、鍋やまな板のような調理器具を高温で殺菌することもできるため、食品工場など衛生面に気を遣う現場、清掃に洗剤や薬品を使えない場所でも活躍します。

温水高圧洗浄機はボイラー機能をオフにすれば常温水での使用もできる場合が多いので、高圧洗浄機の主な用途が油汚れの除去や殺菌が必要な場所での使用であれば温水高圧洗浄機がおすすめですが、高熱のため吐出水のとびはねには十分ご注意ください。

熱を加えないと落ちないような油汚れがあまりない場所の洗浄であれば、冷水高圧洗浄機で洗浄し、落ちにくい油汚れはスチームクリーナーやアルカリ電解水などを使って落とす、など場所によって機種を使い分ける方法もあります。

 

まとめ

冷水・温水高圧洗浄機の違いがお分かりになりましたでしょうか。
ご使用環境や落としたい汚れ、使用頻度などによってもおすすめできる機種は異なりますので、業務用高圧洗浄機の導入をご検討中の方はぜひお気軽にお問い合わせください!

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