ヒダカショップで大人気の「やわらか高圧ホース」は、軽量で柔軟性があり、取り回しがとてもラク!その使いやすさから、発売以来多くの方にご愛用いただいています。
ですが最近、「ホースに穴が開いてしまった」「パンクした」「破れた」といったお問い合わせが増えてきました。
実はこれ、ホースの特性と使い方にちょっとしたコツがあるんです。
今回は、ホースを長持ちさせるためのポイントを、専門店ならではの視点でご紹介します!
■ 高圧ホースは“消耗品”です
まず前提として、高圧ホースはどのタイプでも使っていくうちに劣化し、パンクする可能性があります。
特に「やわらか高圧ホース」は、標準付属ホースよりも軽くて柔らかく、取り回しのしやすさを重視して作られているため、耐久性は標準付属のホースと比べるとやや劣ります。
つまり、使いやすさと引き換えに、少し繊細な扱いが必要なのです。
■ パンクとは?どんな状態?
パンクとは、ホースの一部に穴が開き、水が噴き出してしまう状態のこと。特に多いのが、ホースの「取付金具の根本周辺」に穴が開くケースです。
この部分は、ホースの中でも最も負荷がかかりやすく、強く折れたり、ねじれたりすることでダメージが蓄積されます。
■ ちょっとした工夫で長持ち!
家庭で使う方は、ぜひ以下のポイントを意識してみてください。ほんの少しの工夫で、ホースの寿命がぐっと伸びます!
ホースの持ち方に注意
ホースを移動させるとき、「ガン(トリガー)」を持って引っ張るのではなく、ホース本体(ガンに接続されている周辺)を持って移動してください。ホースの根本に負担がかかるのを防げます。
接続部を無理に引っ張らない
洗浄機本体との接続部も、無理に曲げたり引っ張ったりすると負荷がかかり、パンクの原因になります。ホースを動かす際は、接続部に負担ががかからないよう注意しましょう。
■ 業務使用の方は効率重視なら“割り切り”も大事
お仕事で高圧洗浄機を使われている方は、毎回上記のようにホースの扱いに気をつけるのは現実的ではないかもしれません。ある程度は「消耗品」と割り切って、パンクしたら買い替えや修理をご検討ください。
※家庭用高圧洗浄機を業務使用された場合、本体は保証対象外となりますのでご注意ください。
■ パンクしてしまったら…
万が一パンクしてしまった場合は、有償での修理も可能です。破損箇所を切り落として再加工するため、ホースの長さは短くなりますが、再利用できるケースもあります。
修理をご希望の方は、破損箇所の写真と位置(接続金具からの距離など)を添えて、メールでお問い合わせください。
※破損箇所や状態によっては修理できない場合もございます。
■ まとめ
・高圧ホースは消耗品。使い方次第で寿命が変わります。
・やわらか高圧ホースは使いやすさ重視のため、耐久性は標準ホースより劣ります。
・パンクしやすいのは取付金具の根本周辺。
・ガンではなくホース本体を持って移動し、引っ張ったり、無理な方向に曲げたりしない。
・業務使用なら割り切って買い替えや修理を。