網戸の汚れ、お掃除してますか？

寒い時期は窓を閉めていることも多いのであまり気に留めなかった、もしくは見ないふりをしていたなんて方…
梅雨も開けて窓を開ける機会も増え、網戸の汚れが目に付きませんか？

・網戸全体がホコリっぽい
・網目が汚れで詰まっている
・全体的に茶色い

一度気になると窓を開けるたびに目に入るものの、
お隣のお宅の壁との距離が近い、室外機があって脚立を持ち込んで作業するスペースが無い場合や防犯のため格子がはまっていてお掃除が困難な場合も多く、きれいにしたいのにできないストレスを抱えている方も多いのではないでしょうか。

部屋の中からお掃除するのも難しいし、網戸を外すのも大変…
そんな網戸汚れのお悩み、高圧洗浄機で解決しましょう！

【目次】

■ 網戸掃除の下準備
■ 高圧洗浄機で網戸を洗浄
■ 網戸のお掃除終了!果たして汚れ落ちの成果は…？

■ 網戸掃除の下準備

【必要な道具】

・高圧洗浄機
・汚れても良い服、靴

高圧洗浄機を使った網戸洗浄でよくあるのが、経年劣化でもろくなっていたり、破れやはがれなどがあると水圧で網戸が破れてしまうことです。お掃除前に網戸自体に問題がないかチェックしておきましょう。

夏場なので、薄着で作業する方も多いと思います。特にビーチサンダルなどで作業する場合は、うっかり高圧水を直接身体に当てることのないようにご注意ください！

また、作業中に部屋に水が入らないように窓はしっかり閉めてください。
窓の外に濡らしたり、汚したくないものがある場合はあらかじめ水のかからない場所に避難させるか、ビニールカバーで覆うなどしておくと安心です。

網戸は外さず、窓につけっぱなしでOKです。
高圧洗浄機なら、網戸を窓にはめたままで作業ができるため付け外しの手間もいらず、格子のついた窓でも作業ができるうえ、窓やサッシも一緒に洗浄できるのが大きなメリットです。

■ 高圧洗浄機で網戸を洗浄

今回はこちらの網戸を掃除してみたいとい思います。

横に物置、壁には室外機があり、人が窓の前に立って作業するのは難しい場所のため、汚れているのは気になりつつも、全く手を付けられていませんでした。

まず、お掃除前の網戸をかるーくクロスで拭いてみると…

予想はしていましたが、衝撃の汚さです！それでは、高圧洗浄機を使って掃除をしてみましょう。
今回は、作業スペースの都合で窓の近くに寄れないため、バリアブル延長パイプセットを使用しています。

※ターボノズルはパワーが強すぎるおそれがあるため、網戸洗浄には不向きです。
また、バリアブルノズル（標準ノズル）の場合でも、細い直線上の水の噴射は水圧が強すぎるため、網戸に噴射する前に噴射角度や強さをチェックしてください。今回は、噴射角度を最大にしています。

網戸洗浄の際は、通常の高圧洗浄よりノズルと洗浄面の距離を離してください。

上から下に、なぞるようにゆっくり高圧水をあてていきます。

※水を噴射している間は、水圧でノズルが網戸から離れないように無意識に網戸側（洗浄面）の方に向けて力が入るため、そのままノズルを離して噴射を止めると反動で網戸にノズルをぶつけてしまうことがあります。
そうならないために、噴射を止める前にあらかじめノズルを網戸からさらに離しておくのがコツです。
網戸で使う前に、障害物のない地面などでどのぐらい反動があるか試してみてください。（想像以上に反動が来るのがお分かりいただけると思います！）

サッシにも砂がたまっていたので、ここもついでにお掃除しちゃいましょう！ブラシだと、角のほうまでなかなか汚れが落ちないんですよね。