洗管ホースの選び方~どの素材を選ぶべき?配管にやさしいホース | プロが教える高圧洗浄機 | 高圧洗浄機の専門店【ヒダカショップ】

洗管ホースの選び方~どの素材を選ぶべき?配管にやさしいホース

先日シリコンPVC保護洗管ホースの取り扱いを開始しました。
以前取り扱いのあった青ウレタン保護洗管ホース(現在廃番)の代替ホースとなっております。
ヒダカ、ケルヒャー、アイリスオーヤマ・ハイコーキ・リョービ(京セラ)各社家庭用高圧洗浄機互換のガン先接続タイプから順次販売を開始しています(本体直結や業務用高圧洗浄機互換のホースも販売予定ですのでお問い合わせください)。
【目次】

■ ステンレスワイヤーのホースがNGな配管も
■ ナイロン保護ホースの特徴
■ 柔軟ウレタンホースの特徴
■ シリコンPVC保護ホースの特徴
■ まとめ

■ ステンレスワイヤーのホースがNGな配管も                                                                           ある

当店で取り扱いのある洗管ホースの中ではステンレスワイヤーのホースが一番人気です。


1.2分ステンレス

1.2分 ステンレスワイヤー洗管ホース


ですがマンションやマンションや飲食店など、場所によっては「配管内を傷つける可能性がある」という理由からステンレスワイヤーの洗管ホースの使用が禁止されていることがあります
その場合は金属以外の素材のホースや、傷つけにくい素材でホースの周りをコーティングした保護ホースを使用して配管洗浄をするので、様々な現場で洗管ホースを使う方・古い配管を洗浄する方はステンレスワイヤー製以外の洗管ホースも持っておくと安心です。
現在当店で取り扱いのあるホースの特徴をまとめてみました。

■ ナイロン保護ホースの特徴



黒ナイロン保護

1.2分 黒ナイロン保護洗管ホース

ステンレスワイヤーをナイロン線で保護したホースです。
用途はステンレスワイヤーと同じく、屋内排水管などでエルボ(曲がり)が多くても通管しやすいのがメリットです。
DSC_0004

上がステンレスワイヤー、下がナイロン保護

 
ステンレスワイヤーの上をナイロン線で覆っているぶん通常のステンレスワイヤーよりホースの曲がりが若干硬いので、エルボが連続する配管の場合は後にご紹介する柔軟ウレタンホースのほうが通管がスムーズです。
表面に編み目の凹凸があるため、鉄管には使用しないほうが良いです。
また、洗浄時ホースを引き寄せる時にナイロンの編み目に汚れや排水がからんで付着しやすく、使用後のホース洗浄が大変になってしまうので汚水排水管での使用はおすすめしません。

■ 柔軟ウレタンホースの特徴



柔軟ウレタンホース

1.5分 柔軟ウレタン洗管ホース

こちらはステンレスワイヤーを使用しておらず、より軽量・柔軟な屋内排水管向けホースです。
使用前にホースの表面にシリコンスプレーなどを使ってすべりを良くしておくことで連続するエルボも楽に通管できます。
ポリウレタンは素材の性質上塩ビ管の内側に貼りつきやすいので、塩ビ管に使用する場合はポリウレタン以外の材質のほうがスムーズです。
ホース表面に光沢がありつるつるしているので汚れが付きにくく、使った後も汚れが簡単にふき取れるので汚水排水管や鉄管にもおすすめです。
ただしホースが1.5分、スズランノズルの太さがΦ10mmあるため、排水口が狭い場合にはノズル径がΦ8mmのナイロン保護ホースやシリコンPVC保護ホースのほうが適しています。
DSC_0005

右からシリコンPVC保護、柔軟ウレタン、ナイロン保護

■ シリコンPVC保護ホースの特徴



PVC保護

シリコンPVC保護洗管ホース

柔軟ウレタンホースよりさらにすべりの良いマットですべすべした質感の外装で、シリコンスプレーなどを使用しなくても排水管にくっつきにくく、扱いやすいホースです。
屋内排水管で使用しやすく、前述のとおりノズル径がΦ8mmとコンパクトなので狭めの排水口でもノズルを入れることができます。

 

まとめ

ナイロン保護ホース
・ステンレスワイヤー同様、曲がりの多い配管を通管しやすい
・鉄管・汚水排水管には向かない
柔軟ウレタンホース
・連続するエルボも通しやすい(シリコンスプレーなどの下準備が必要)
・汚れが付きにくくお手入れが簡単
・ホース外径が他の2種より太め
シリコンPVC保護ホース
・柔軟ウレタンホースよりさらにすべりが良く、配管にくっつきにくいので扱いやすい
・汚れが付きにくく、お手入れが簡単

使用する現場に適した洗管ホースをお選びください!

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