HK-1890の高圧ホースは2種類あります。その違いと接続方法、取り外し方のコツなどをご案内します。
※（2023/7月追記…本動画撮影後、12メートルの延長高圧ホースを新発売しました。現在は最高で合計24メートルでの使用が可能です。）
高圧洗浄機HK-1890の高圧ホースに関してご説明します。
高圧ホースとは、本体とトリガーガンの間の黒いホースのことを言います。
（ちなみに水道と高圧洗浄機をつなぐホースは「給水ホース」等と呼びます）
HK-1890の標準付属のホースは長さが10メートルありますが（※2023年商品リニューアルにより12メートルになりました）、もっと延長して使いたいというお客様も多く、当店でも延長高圧ホース付きのセットはとても人気です。
標準高圧ホースだけでお掃除する場合、ホースの長さの目安は、高圧洗浄機を動かさずに、車をぐるっと一周回れるぐらいです。
この長さで届かない場所をお掃除したい場合、延長高圧ホースがあると便利です。
延長高圧ホース10メートルを加えて計20メートルにすると（※2023年リニューアル商品は、標準付属ホースが12ｍのため合計22ｍになります）、だいたい家を半周できる位の長さになります。
具体的には、高圧洗浄機本体を基準に、左右に半周ずつ使用して家1周分のお掃除ができるような規模感です。
また、お風呂の水や、外の水道を使ってベランダの掃除をする時のように、水道（水源）から離れた場所のお掃除の際にも延長高圧ホースがあると重宝します。
「10メートル以上ホースを延長して使用したい」というお声もありますが、高圧ホースの延長は圧力が落ちるため、家庭用の高圧洗浄機の場合、標準高圧ホースと延長高圧ホースを合わせて20メートル（延長高圧ホース1本）まででの使用を推奨しております。
※ヒダカだけではなく、ケルヒャーやリョービ、アイリスオーヤマなど、他のメーカーの高圧洗浄機でも同じです。
これ以上延長したい場合は、給水ホース側の長さで調節してください。
ホームセンター等で売っている耐圧水道ホースが、水道側の給水ホースとしてお使いいただけます。
給水ホースは噴射の圧力に影響しませんので、高圧ホースのように長さを気にせず延長できます。
延長高圧ホースをつなぐ場合は、「本体」－「延長高圧ホース」－「標準高圧ホース」 という順で接続します。
（標準高圧ホースではなく、延長高圧ホースの方を本体につなぎます。）
延長高圧ホースは、ホースの芯をぐっと本体の装着部の中にはめて、時計回りに回して固定します。
延長高圧ホースと標準高圧ホースとの継ぎ目の金属部分も同様に、芯の部分をぐっとはめ込み、ネジで固定します。
高圧ホースは比較的軽く柔らかめの材質なので、業務用よりは取り回しがしやすいですがゴムの性質上、気温の低くなる冬場は若干固くなりますので、無理に折り曲げたりしないようにして下さい。
また、アスファルトのような硬い地面を引きずったりすると被膜が擦れて破れますのでご注意ください。
破れてしまった場合は補修できないため、買い替えとなります。
高圧洗浄機を使った後、すぐに本体から高圧ホースを外そうとしても抜けません。
これは、本体の残圧によってホースが高圧洗浄機側に引っ張られた状態になっているからです。
そのため、「圧抜き」という作業が必要です。
水道を止め、電源をオフにしてガンを握ると、プシュッと水が出てきますので、水が出なくなるまでガンを握り続けてください。
（これが「圧抜き」です）
このように圧抜きをすると、本体から高圧ホースを取り外すことができるようになります。
圧が抜けた状態であれば、ホースは手の力だけで外れます。
部品を傷めますので、工具などは絶対に使わないようにしてください。
