使い勝手がよく、人気の高いアクセサリーのアンダーボディスプレーランスですが、使用にあたり、ちょっとしたコツ(注意事項)があります。ぜひ動画でご確認ください。
アンダーボディースプレーランスは、ノズルの接続向きを変えることで、雨どいなど高い場所の洗浄と、車の下まわりのような手の届きにくい場所にお使いいただける、なにかと使い勝手の良い便利なアクセサリーです。
よりスムーズに、トラブルなくお使いいただくためのコツをご紹介します。
※動画では 「ケルヒャー アンダーボディスプレーランス」 に「ケルヒャー 延長パイプ 1.7m」 を接続してご説明していますが、すべてのメーカーで応用できるコツなのでぜひ覚えておいてください。
アンダーボディースプレーランスは、使い始めと使い終わりに反動があり、ランスが上下に大きく振れます。
特に使い終わりは、注意しないと雨どいにぶつけてしまい、場合によっては雨どいを傷つけたり、アンダーボディースプレーランス自体を壊してしまいます。
下に向かって高圧水を噴射しているのに、どうして下にぶつかるの?と思うかもしれませんが、高圧水を噴射している間、ランスを握る手は、意識していなくてもランスが水圧で上に持ち上がらないように下向きに押し付ける力をかけています。
そのため、水を止めると、急に上に持ち上げる力がなくなり、反動でランスを下にぶつけてしまうのです。
それを避けるためのコツは、簡単なことですが、水を止める時に、あらかじめランスを大きく上に離すことです。
雨どいとランスの間に距離を持たせることで、水を止めてランスが下に振れた時でも、雨どいにぶつかるのを防ぐことができます。
それとは逆に、車の下回りなど、下から上に噴射させて使っている場合、手は上に向けて力をかけています。
ランスが地面から浮いた状態で使うと、水を止めた時に振れてしまうので、この場合は、ランスを地面に押し付けるようにして使うと、反動を抑えられます。
使用中に移動させる時も、地面から離さず、地面をすりながら移動させてください。
ランスが曲がっている頂点の部分を起点に左右に首を振れば、広い面積に水が当たります。
雨どいの時と同じで、これも水を止めると反動で屋根にぶつけやすいです。
洗浄している時はランスを近づけて使っていても、水を止める前には、あらかじめランスをめいっぱい高く上げ、屋根から離してください。
上記のコツを心がければトラブルは防げますので、ぜひ覚えておいてください。
※アンダーボディスプレーランスに限らず、ほとんどのアクセサリーに言えることですが、高圧洗浄機本体と異なるメーカーのアクセサリーを使用することはできません。
また、高圧洗浄機と同じメーカーのアクセサリーであっても、対応していない機種がある場合がございますので、別売りアクセサリーをお買い求めの際は、お手持ちの高圧洗浄機のメーカーと品番(型番)を確かめ、対応機種であるかどうかをご確認下さい。